ページ

2010-09-05

再来年の大河ドラマ「平清盛」に思いをはせる

あるTweetを読んで思ったのだけれど、平家の落人の里巡礼とか面白そうな気がする。

何が面白そうかと考えてみた。

落人たちが住んでいた、ということはその場所は峠を越え、山間の盆地で、外の世界とは隔離されがちな地形にありそうです。追手に見つかってはいけませんからね、なるべく見つかりにくいところがいいはずです。こういう場所には「隠れ家」「秘境」という価値が付きます。

その一方で、やはり栄華を極めてしまった一族だから、どこでもいいわけではなく(このあたりが「驕れる平家」っぽいと推察)あまり下手なところには居を構えないだろう、と思われます。そこで「人里離れてるけれど、いい感じの風情もあって、落ち着けるところ」を、散り散りになった平家たちが求めて全国に散って行ったのではないでしょうか。

ましてそこに温泉がでていれば、相当に素晴らしい秘湯です。
まとめると、人里はなれてゆっくりできて、それなりに風雅な場所でもあり、もう、そこで人生を終わりまで過ごしても悔いはなさそうな、小さな自分たちだけの国、そういう場所を求めて多くの平家が日本中に飛び散って行ったということになります。秘境駐在員みたいなものです。

そうして、各地にできた「平家の落人の里」を情報化しまとめ上げることで、落人の里クラスターマップが出来上がります。なんというか、ここから何か生みだされるというわけでもない、行き詰まったけど、なんとか「あはれ」に生きていきたい、そんな場所のカタログです。これは結構面白いと思われます。

2010-09-03

2時間エンデューロのサイコンデータ


シマノ鈴鹿、2時間エンデューロ競技の時の、サイクルコンピューターのデータを晒してみる。

2週ごとのラップを見たら、キレイに30秒づつ遅れていっているのが面白い。
あきれるほどの先行飛ばし型後半バテ気味、の脚質なのだ。

2010-09-02

Visualizing Cycling Data


スペインで行われる、グラン・ツール、「ブエルタ・ア・エスパーニャ」は、他のレースに比べても個人的には一番親しみがある。といっても「スペインが好きだ」という片想いにすぎないのだけれど。

ほかの理由としては、ツール・ド・フランスという絶対的な世界最高レースの後、どこか寂しい、「後の祭り」感があるというのがキいている。

今現在、リーダージャージを着ているフィリップ・ジルベールも親しみのある選手だ。集団から飛び出すアタックが大好き、しかし早く仕掛けすぎて失速も多い、という戦い方がこれまた琴線に触れてしまって親しみがある。馬も自転車も、逃げは美しいのだ。

自転車レースのウェブサイトは情報がうまく整理されていて、ユーザーインターフェイスの勉強になる。自転車だとたいてい「高低差のわかる断面図」「戦況(誰が逃げてるか)」「平面地図(現在距離と残りの距離)」「総合やポイントなどの順位」この4つが基本要素で表示されていることが多い。

これだけの情報があれば、レース状況を思い浮かべることも、クロウトになってくればできるのだろうけど。コスタ・デル・ソルの風景や、白い壁、荒涼とした風景に現れるオリーブ畑と砦の建築、など、やはり風景を見ながら楽しみたい。

2010-09-01

夏のさいご

さる日曜日、夏の終わりの思い出づくりに、鈴鹿サーキットにて「シマノ鈴鹿ロードレース」に参加。
参加競技は、4人一組でコースを3周する「チーム・タイム・トライアル(TTT)」競技と、2人一組で2時間の間に周回数を重ねていく「2時間エンデューロ」の2つにエントリー。

TTTでは、どうも調子が上がらず、なんと最終ラップに入った直後シケイン手前の上りで息が上がってしまうという大失態。TTTは3人目がゴールしないとゴールタイムが認められないというルール。結局なんとかチームに合流はできたが、ずいぶんとスローダウンしてしまい、チームのみんなに迷惑をかけてしまった・・・。

エンデューロ開始の16時になるとだいぶ体調もあがってきた。(遅いな)
ちょうどピットが日陰になるため休憩していると体力の回復もはかれる。
なんといっても、超冷たい冷水シャワーがあり、それを頭からかぶるともう
ベホマをかけられたようなリフレッシュ感覚。

1周10分弱で回ってくるため2週毎にピットインしよう、と相棒と打ち合わせ。ほぼきっかり20分のペースで2週走っては交代、の繰り返し。さすがに後半はペースも落ちてくるが、鈴鹿サーキットの夕暮れ時は、コースと景色が黄金色に輝いていて、本当に美しかった。

エンデューロも無事走り終えて、帰路につく・・・のがなんとなく面倒くさくなって、
そのまま表彰式や屋台、アフターイベントの花火などを入念に楽しんでから帰宅しました。