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Processing

Processingについて、おもにandroidやWebGLに関連したことのメモ

Processingとは

デザイン/アート向けに開発されたプログラミング言語「Processing」を使って、「スケッチ」と呼ばれるプログラムを作るための開発環境です。

主にグラフィックプログラミング、アニメーション、インタラクティブアートの目的に使用されることが多く、そのような開発に適したプログラミング言語でもあります。

Processing for Andrdoidとは

Processingを使って、Androidスマートフォンで動作するアプリケーションを作るための環境です。

Processing開発環境(PDE)から、すぐにAndroidで動くアプリケーションを作成できるため、従来のProcessingの方法を用いて携帯アプリケーションを手早くプロトタイピング出来るのが特徴です。


Processing for Androidでプログラミングするためには

最新のProcessing 1.5 では、標準で「android mode」が準備されています。
Processingの他に、Android SDKが必要です。

セットアップには以下のサイトが参考になります。





サウンドを鳴らす


開発版のProcessing 2.0 の「android mode」で、実機でサウンドを鳴らしてみます。

Processing用サウンドライブラリ「minim」は、androidでは上手く動作しません。
androidのライブラリを用いてサウンドを鳴らす方法があります。

とりあえず、音を鳴らすだけのコードは以下のようになります。


import android.media.*;
import android.content.res.*;


void setup(){
  try {
    MediaPlayer snd = new MediaPlayer();
    AssetManager assets = this.getAssets();
    AssetFileDescriptor fd = assets.openFd("ファイル名");
    snd.setDataSource(fd.getFileDescriptor(), fd.getStartOffset(), fd.getLength());
    snd.prepare();
    snd.start();
   }catch (IllegalArgumentException e) {
      e.printStackTrace();
   }catch (IllegalStateException e) {
      e.printStackTrace();
   }catch (IOException e) {
      e.printStackTrace();
   }
}

*ファイル名のところは、dataフォルダに入れたサウンドファイルのファイル名を使います。.mp3・.wavが使用できます。

android実行形式にして転送するときは、音声ファイルの格納場所を取得するためにしょうしょう回りくどい記述が必要です。